中古住宅のリフォーム費用はいくら?部位別と築年数別の目安
高崎市で中古住宅を購入するときや、相続した空き家を住まいとして活用するときは、物件価格だけでなくリフォーム費用まで含めて予算を考える必要があります。
建物の状態を確認せずに工事費を決めると、解体後の補修や配管工事などで追加費用が生じることがあります。大切なのは、平均額だけで判断せず、住宅の状態と工事範囲から必要な予算を組み立てることです。
全体予算、部位別の費用の考え方、築年数ごとの確認ポイント、高崎市の助成制度を順に確認しましょう。
目次FAQ
中古住宅のリフォーム費用はいくら見ておけばよいですか?
工事範囲と建物の状態で大きく変わるため、物件取得費とは別に必須工事・希望工事・予備費を分けて考えることが重要です。
古い中古住宅ほどリフォーム費用は高くなりますか?
築年数だけでは決まりません。修繕履歴や劣化状況を確認し、安全性と生活基盤から優先順位を付けましょう。
中古住宅リフォーム費用の全体予算と資金計画
中古住宅のリフォーム費用は、平均額だけで決めず、物件取得費と改修費を分けて資金計画を立てることが重要です。
国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査
リフォーム住宅のリフォーム資金の平均
170万円
国土交通省の令和7年度住宅市場動向調査では、リフォーム住宅のリフォーム資金の平均は170万円でした。ただし、調査対象は令和6年度にリフォームを行った世帯で、リフォーム住宅の調査地域は三大都市圏です。
また、この170万円は「中古住宅を購入した世帯がリフォームに使った平均額」を示すものではありません。高崎市で購入する中古住宅の改修費に、そのまま当てはめないようにしましょう。
中古住宅を購入して改修する場合は、資金を「物件価格」「取得諸費用」「必須工事」「希望工事」「予備費」の5つに分けると整理しやすくなります。
戸建住宅では室内だけでなく、外壁や屋根も改修対象になり得ます。雨漏りや下地の腐食などは工事前に把握しきれない場合もあるため、現地調査前の総額は概算として考えることが大切です。
| 資金区分 | 国交省調査の平均資金 | 予算での扱い | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 既存戸建住宅の購入資金 | 2,966万円 | 物件取得費 | 三大都市圏の調査結果 |
| 既存集合住宅の購入資金 | 3,321万円 | 物件取得費 | 三大都市圏の調査結果 |
| リフォーム住宅の資金 | 170万円 | 改修費の参考 | 中古住宅購入後の平均改修費ではない |
参照
- 国土交通省「令和7年度住宅市場動向調査 ~調査結果の概要(抜粋)~」(2026年10月06日確認)
高崎市で中古住宅の購入を検討している方は、物件価格だけでなく改修費も含めた予算で比較することが大切です。物件探しや購入条件の整理は当社へご相談ください。
水回り・内装・外壁など部位別のリフォーム費用
部位別の費用は、設備本体の価格だけでなく、撤去・施工・配管・下地補修・足場・諸経費まで含めた見積総額で判断しましょう。
同じ「キッチン交換」でも、既存設備を同じ位置で交換する場合と、キッチンの位置を移して給排水管や電気配線まで変更する場合では工事内容が異なります。
浴室も、設備交換だけで済むケースと、在来工法の浴室を解体して下地や配管まで改修するケースでは必要な費用が変わります。
部位ごとに、見積書では次の項目まで確認しましょう。
| 部位 | 主に確認したい費用 | 費用が変わる主な要因 |
|---|---|---|
| キッチン | 設備、撤去、設置、給排水、電気・ガス | 設備仕様、位置変更、下地 |
| 浴室 | 設備、解体、防水、給排水、給湯 | 浴室の工法、サイズ、配管 |
| トイレ・洗面 | 設備、撤去、内装、給排水 | 排水位置、設備仕様、内装範囲 |
| 内装 | 床・壁材、撤去、下地補修 | 施工面積、下地の劣化 |
| 外壁・屋根 | 足場、補修、塗装・屋根工事 | 面積、形状、劣化状態 |
築年数別の費用目安と高崎市での進め方
築年数だけで工事費を決めず、建物の状態を確認して「安全性→生活基盤→美観」の順に必要工事を整理することが重要です。
築5~10年程度では、過去の点検・修繕履歴を確認し、外装や設備に不具合がないかを把握します。
築15~20年程度では、水回り設備や給排水、外壁・屋根などの更新履歴も確認しましょう。
築25年以上では、雨漏りや構造、耐震性、配管・電気設備などを含め、表面的な内装より先に建物全体の状態を確認することが大切です。
これらの築年数は工事時期を一律に決める基準ではありません。築年数が古くても適切に修繕されている住宅がある一方、築浅でも使用状況や施工状態によって補修が必要な場合があります。
高崎市の令和8年度「空き家活用促進改修助成金」は、10年以上居住その他の使用されていない市内の一戸建て住宅など、一定の要件を満たす空き家を自己居住目的で購入して改修する場合が対象です。
助成額は対象経費の2分の1で上限250万円、倉渕・榛名・吉井地域では上限500万円です。
対象経費の
2分の1
上限
250万円
倉渕・榛名・吉井地域では上限
500万円
ただし、2026年10月06日時点で「空き家活用促進改修助成金」は予算額に達しています。また、交付決定前に着工した工事は対象外です。
制度の利用を検討する場合は、契約や着工前に高崎市建築住宅課へ最新の受付状況や要件を確認してください。
見積もり前は、次の項目を順番に確認すると必要工事を整理しやすくなります。
- 01雨漏り・構造・耐震性
- 02給排水・電気設備
- 03キッチン・浴室・トイレ・洗面
- 04外壁・屋根
- 05内装の傷み
- 06利用できる助成制度と申請時期
- 07見積書の工事項目・数量・諸経費・追加工事条件
参照
- 高崎市「高崎市空き家緊急総合対策について」(2026年10月06日確認)
- 高崎市「令和8年度 高崎市空き家緊急総合対策事業 制度6 空き家活用促進改修助成金」(2026年10月06日確認)
まとめ
中古住宅のリフォーム費用は、住宅タイプや施工範囲、建物の状態によって大きく変わるため、現況を確認してから予算を組むことが大切です。
購入前や改修前に建物の状態を確認し、物件取得費と工事費を分けたうえで、必須工事から優先順位を付けましょう。
部位別の費用は設備価格だけで判断せず、撤去や配管、下地補修、足場、諸経費まで含めた見積総額で確認してください。
高崎市の助成制度には対象となる空き家の条件や受付状況があるため、制度を利用する場合は申請前に最新情報を確認してから進めましょう。
高崎市で中古住宅の購入を検討している方や、相続した空き家についてお悩みの方は、物件の状態と総予算を整理しながら検討することが大切です。
購入物件や空き家に関するご相談は当社へお寄せください。